8月いっぱいの夏休み・・・。というのは昔の話のようで・・・。手の付けられていない宿題の山に、ようやく手が付きはじめ焦りを実感し始めている子供たちも多いのではないかと推測する今日この頃。
コロナ禍の影響も相まって、暑さだけが記憶に残る今夏も、徐々に過ぎようとしています。
 さて、この時期の子供たちの楽しみのひとつ・・・。といっても、昨今では参加する子供たちも減少してきているように思いますが、町内ごとにお地蔵さんの前に屋台や提灯を組んで花や餅などをお供えし、お菓子を食べながらゲームなどの遊びを楽しむ「地蔵盆」


関西だけの風習だそうで、お地蔵さん(地蔵菩薩)が地獄の鬼から子供を救うとして子供の守護神として、民間信仰として根付き、今もなお、夏の風物詩として催されます。地域によっては、大人だけで行ったり、地車が出たりと、その地域でそれぞれの地蔵盆が行われるようです。
夏の終わりの風物詩。「地蔵盆」。少子化問題に悩む現代社会では、習慣も時代と共に変わりつつありますが、失われつつある地域社会の行事を守っていくためにも、この地蔵盆は大切に受け継がれていってほしい行事のひとつです。
 

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